1級合格者が綴った「タマケンと私」(上)
平成23年度知のミュージアム「多摩・武蔵野検定」のマスター1級に、男性6人、女性1人の計7人が合格しました。1級合格者の皆さんに、「タマケンと私」のテーマで作文を書いていただきました。2回に分けてご紹介します。
★これからも多摩について見聞を広めたい★
藤間 寛之さん 39歳 府中市在住
「3代住めば江戸っ子」という言葉があります。我が家と多摩との関わりは親の代からなので、私は2代目。「多摩っ子」とは言えないのかも知れません。しかし、多摩に生まれ育ち、他に帰る場所もない私にとって、間違いなくここは故郷です。
そんなせいもあって、多摩という地域にはタマケン受験以前からずっと関心を持ってきましたが、計4回のタマケン受験を通じ、まだまだ知らないことだらけであることに気づかされました。
今回、2回目の挑戦で何とか1級に合格でき、検定の方は一応卒業になりますが、これからも関心のある分野を中心に多摩について見聞を広めていきたいと思っています。
★自分の多摩力なるものを試したくて受験★
永江 幸江 53歳 パソコンインストラクター 多摩市在住
タマケンを知った時、自分の多摩力なるものを試したくて受験しました。3年前に3級を受験してから早4年、今年2度目の1級受験にチャレンジし、今回この年中行事にピリオドを打つことができました。
受験勉強を通じて、より広く深く多摩・武蔵野の魅力にふれることができたと思っています。タマケンの勉強をしている方ならわかると思うのですが、ちょっと興味をひかれると、あれこれと調べたりして受験勉強を忘れてしまう事もしばしば。楽しい勉強でした。
そして合格者の集いなどでお会いする方々が、様々な活動・研究をなさっている事を知り、刺激を受けました。私もライフワークになるようなテーマを見つけて、充実した多摩ライフを楽しみたいと思います!
★タマケンへの思いは「永遠の愛」のようなもの★
石野 拓司さん 38歳 公務員 羽村市在住
私のタマケンへの思いは、「永遠の愛」のようなものであります。
現在の私の職場は福生市、自宅は羽村市、実家は青梅市野上町にあります。幼少期は、多摩川がつくったといわれる扇状地(武蔵野台地)の扇頂部の上(野上の由来)の野っ原で走り回っていました。両親も多摩の自然が大好きで、新緑や紅葉の時期の週末には、家族で奥多摩の山々へハイキングに行き、沢でトウキョウサンショウウオやサワガニを捕まえて遊んでいました。(家族愛)
大人になっても、妻とのデートや、子ども達と一緒に、奥多摩むかし道でのウォーキングや多摩川源流でのキャンプを楽しんでいます。(夫婦愛・子ども愛)
仕事の研修で、東京都多摩振興係に1年間お世話になりました。仕事を通じて多摩・武蔵野地域の課題や魅力を知って、見聞が広がり、より一層多摩地域に対する愛着が泉のように湧いてきました。(仕事愛・地元愛)
タマケンには初回から挑戦し、多摩の自然・歴史・産業・文化を学び、市役所職員としてもスキルアップできた(?)ような気がします。多摩地域の役所・役場職員のみなさまには、全員タマケンを受検すべきだとお勧めしています。きっと市役所の仕事に対しても愛着が湧いてくると思います。(役所愛)
タマケンの成果として、地元の風景が今までと一味違った情景に見えてきたことが言えます。例えば、近所の羽村の堰(玉川上水)の側を通るだけで、(毎日見てる風景なのに)「この水の流れが、玉川兄弟がたった8カ月で成し遂げた土木遺産なのか」と深い感傷にひたってしまいます。それはまるで長年連れ添ってきた妻の魅力を再発見した時の、改めて惚れ直してしまったような、そんな新しい愛の感覚です。これが郷土への愛なのかと。(再発見愛・郷土愛)
このたび、私が1級合格できたことは、ひとえに今まで支えてくださった方々の愛情のお陰であります。タマケン1級対策協議会では十松さん、渡辺さんをはじめとする受検者のみなさまに、まだ手間のかかる小さい子ども達が居る狭い家の中で勉強時間を作ってくれた妻や家族に、受検に際して仕事でご迷惑をおかけした職場のみなさまに、東京都多摩振興係のみなさまに、深い感謝と厚い御礼を申し上げたいです。この貴重な経験を活かして、今後のタマケンの集いや「地元を愉しも」活動に積極的に参加し、愛の恩返しをしていきたいと思います。
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